スタッフ紹介




山下 國廣 (やました くにひろ)

軽井沢ドッグビヘイビア代表

長野県小諸市在住。獣医師・ドッグトレーニングインストラクター。

かつて大流行した支配-従属理論(犬と飼い主の関係を順位付けでとらえる俗説)に当初より疑問を持ち、行動分析学の文献を独習しつつ「自分が犬の立場なら」という素朴な発想で犬のしつけ・訓練に取り組む。

勤務獣医師として家畜臨床にたずさわりながらボランティアで犬のしつけ方指導を行ってきたが、2005年よりしつけ指導・行動治療専門獣医師として開業。不適切なしつけで性格を荒らされてしまった日本犬の相談が多い。

相棒の甲斐犬『すぐり』(1996-2012)を日本犬初の救助犬に育てて多くの現場に出動した。

ベアドッグ、アライグマ探索犬、里守り犬(モンキードッグ)、フォレストレンジャードッグなど野生動物対策犬の育成指導も多い。

ペピイセミナー、JAPDTカンファレンス、日本獣医内科学アカデミー、野学校、各地の動物病院などで講師経験多数。

雑誌『Shi-Ba』『けもの道』、Webサイト『SHIPPO』その他の媒体で執筆、情報提供、監修などを務める。

所属学会・団体:日本獣医動物行動研究会、日本行動分析学会、日本ペットドッグトレーナーズ協会、生物多様性研究所あーすわーむ(理事)

 




南 正人 (みなみ まさと)

軽井沢ドッグビヘイビア顧問

麻布大学獣医学部野生動物学研究室准教授。理学博士。専門は哺乳類学。 NPO法人生物多様性研究所あーすわーむ代表理事。ニホンジカの音声行動で博士号取得。1989年より共同研究者と共に宮城県の金華山島で700頭のシカの一生を継続観察し、社会生態学的研究を行う。クマの保全管理のために日本で初めてベアドッグを導入した。2008年から浅間山でシカやカモシカの調査を続けている。

著作:「野生動物への2つの視点」(ちくまプリマー新書:共著)、など。